映画『海難1890』 ☆☆☆☆

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年末に向けて段々と忙しくなるので、火曜日に見たばかりだが、また映画を。

海難1890




Yahoo!映画より

日本とトルコの長年にわたる友好関係をテーマにしたドラマ。海難事故に遭ったトルコ軍艦エルトゥールル号への日本人による救援と、トルコ人によるイラン・イラク戦争時の在イラン日本人救出という、両国の絆を象徴する二つの出来事を見つめる。監督は『精霊流し』『サクラサク』などの田中光敏。『臨場』シリーズなどの内野聖陽、『許されざる者』などの忽那汐里、『孤高のメス』などの夏川結衣らが出演する。約100年という歴史をまたいだ展開はもちろん、日本とトルコの知られざる物語にも胸を打たれる。

1890年、和歌山県串本町沖。後のトルコであるオスマン帝国の親善使節団を乗せた軍艦エルトゥールルが座礁して大破、海に投げ出された乗組員500名以上が暴風雨で命を落とす。そうした過酷な状況下で、元紀州藩士の医師・田村元貞(内野聖陽)やその助手を務めるハル(忽那汐里)ら、地元住民が懸命の救援活動に乗り出す。イラン・イラク戦争中の1985年、日本政府は危機的状況を理由に在イラン日本人の救出を断念。そんな中、トルコ政府は彼らのためにある行動を取る。


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二本続けて史実に基づく作品。
こちらの海難事故についても知ってはいました。トルコが親日国である理由とされるきっかけ、とも知ってはいました。
ただ、それがテヘラン脱出に繋がっていたとは知りませんでした。

いいお話です。

が、ちょと演出が過ぎた感。特にテヘラン脱出編がいかん。これでは逆に軽くなってしまう。
やり過ぎの感(苦笑)。ちょと残念。

ただ、座礁現場の和歌山県の串本で撮影された海難シーンや、テヘラン脱出編の緊迫感などは見どころ充分。

いい映画でした。


☆☆☆☆