映画『ジョバンニの島』

イメージ 1

行こう、行こうと思いつつ、気がつけば新宿での上映は21日まで。ギリギリセーフでした。

映画『ジョバンニの島』を見てきました~。

映画解説
ジョバンニの島
第2次世界大戦直後に北方四島で起きたソ連軍進駐を題材にしたアニメーション。突如としてやって来たソ連軍が引き起こす混乱や不安の中、懸命に生き抜こうとする幼い兄弟の姿を見つめていく。監督は『アタゴオルは猫の森』『宮本武蔵 -双剣に馳せる夢-』などの西久保瑞穂。原作と脚本を、テレビドラマ「北の国から」シリーズや『最後の忠臣蔵』などで知られる杉田成道が務めている。主人公である兄弟たちが織り成す切ない物語が、いまだに解決のめどが立っていない北方領土問題の重さと深さを観る者にずしりと伝える。

父・辰夫、祖父・源三と一緒に、北方四島の一つである色丹島に暮らしている10歳の淳平と7歳の寛太の兄弟。1945年に太平洋戦争が終わり、日本がポツダム宣言を受諾することに。その直後、ソ連軍が、択捉島国後島歯舞群島色丹島に上陸して進駐し、淳平と寛太が通う学校にも兵士がなだれ込んでくる。やがて、二人はロシア人少女と心を通わせるようになるが……。


~~~~~

事情も時代的背景も全く違うけど、今、正にクリミアがロシアに編入されようとしている事を考えると感慨深いです。

個人と個人なら仲良くなれるのに、何で組織対組織、国家対国家だと、にらみあってしまうのでしょうか。

市井(しせい)に生きる人々にとって、戦争って何なのだろう?そう思ってしまいました。ちょうど朝ドラの『ごちそうさん』がちょうど今、そんな感じですね。

実話に基づく映画というのが重たいです。そして、心に響きます。

☆☆☆☆