☆Yahoo!映画より
2009年のソマリア海域人質事件をテーマに、海賊に拉致されたコンテナ船船長をトム・ハンクスが演じたドラマ。船員の救出と引き換えに4日間にわたって海賊の人質となった船長の運命と、海軍特殊部隊ネイビーシールズによる救出作戦を、緊張感あふれる演出で活写する。原作は、船長リチャード・フィリップスが著したノンフィクション。『ボーン』シリーズや『ユナイテッド93』などのポール・グリーングラス監督が映画化した。船長としての誇りと拘束された恐怖を体現するトム・ハンクスの熱演と、リアルで迫力ある救出劇が見どころ。
2009年4月、ソマリア海域を航海中のコンテナ船、マークス・アラバマ号を海賊が襲撃。武器を所持していた4人の海賊に、武装していなかったアラバマ号はあっという間に占拠されてしまう。船長のリチャード・フィリップス(トム・ハンクス)は、20人の乗組員を自由にしてもらう代わりに自らが海賊の人質となり……。
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２時間１４分の映画だが、とにかくダレない。
乗り込まれるまでの攻防も緊張感アリアリだが、乗り込まれとからはさらに上昇。最後までそれが続いた。それだけリアリティのある映画でした。
フィリップス船長も、仕事に厳しい普通の人。ヒーローでもなんでもないし、事件後も犯人達との接触もない。それがリアリティ感を増す。
こんな、普通の人を演じられるのは、やっぱりトム・ハンクスだろうなぁ、という感じ。同じトムでも、クルーズには無理～(/- -)/ （笑）
やっぱり、凄いし、好きだなぁ、トム・ハンクス。
このシチュエーションの映画だと、アメリカ万歳的な映画になってしまいがちだが、そこまで強調はされてない。なぜ海賊をしているのかの描写もある。でも、もうちょっと掘り下げて欲しかったな、ソマリアの実情も。
海賊の雇い主達が日本車で村に乗り込んでくるところが印象的。日本車がアメリカの最初のシーンでも出てくるのが、また印象的。
とにかく、いい映画でした。ちょっと疲れるけど（笑）。
☆☆☆☆
あと、この映画のパンフレット、映画がドキュメンタリータッチだけに読みごたえありです!!
