梅さんが…『凶悪』

イメージ 1

映画『凶悪』を見てきました。

実際の事件を基にした映画であり、実行犯役が、TBSラジオ“たまむすび”木曜日のパーソナリティ、そして最近では“あまちゃん”の無頼鮨の大将・梅さんのピエール瀧さんです。


Yahoo!映画より

『ロストパラダイス・イン・トーキョー』の白石和彌が、ベストセラーノンフィクション「凶悪-ある死刑囚の告発-」を映画化した衝撃作。ある死刑囚の告白を受け、身の毛もよだつ事件のてん末を追うジャーナリストが奔走する姿を描く。主人公を『闇金ウシジマくん』シリーズなどの山田孝之が演じ、受刑者にピエール瀧、冷血な先生をリリー・フランキーが熱演する。それぞれの男たちの思惑が複雑に絡み合う、見応えたっぷりの展開に引き込まれる。

ある日、ジャーナリストの藤井(山田孝之)は、死刑囚の須藤(ピエール瀧)が書いた手紙を持って刑務所に面会に訪れる。須藤の話の内容は、自らの余罪を告白すると同時に、仲間内では先生と呼ばれていた全ての事件の首謀者である男(リリー・フランキー)の罪を告発する衝撃的なものだった。藤井は上司の忠告も無視して事件にのめり込み始め……。



のっけから、エグイ映像が続くとは聞いていたので、予告編のうちに、食べるもんは食べときました。


確かに、凶悪。実行犯も凶悪だが、まだ人間性はある。“先生”が一番凶悪。

でも、人間、こんな凶悪性を誰しも持っているのは事実。
それを、やらないのが理性だが、それを、やっちゃった時、そして麻痺した時が怖い。この話を、自分には関係がない知らない世界の話、と思ったら大間違いだと思う。いつだって、凶悪になりうるだ。そう思った。
みんな誰かの子供であり、誰かの親でありうるわけだから。

ただただ、惰性で良し悪しを決めていないか?そう考えちゃいました。

何にしても、ピエール瀧さんの、振り幅がスゴイ。