映画『アメリカン・スナイパー』を見てきました。
☆Yahoo!映画より
アメリカ軍で最も強い狙撃手と呼ばれた、クリス・カイルの自叙伝を実写化したドラマ。アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズ所属のスナイパーであった彼が、イラク戦争で数々の戦果を挙げながらも心に傷を負っていくさまを見つめる。メガホンを取るのは、『ミリオンダラー・ベイビー』などのクリント・イーストウッド。『世界にひとつのプレイブック』などのブラッドリー・クーパーが主演を務め、プロデューサーとしても名を連ねている。戦争とは何かを問うテーマに加え、壮絶な戦闘描写も見もの。
イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)。スナイパーである彼は、「誰一人残さない」というネイビーシールズのモットーに従うようにして仲間たちを徹底的に援護する。人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。
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イラク戦争を描いた、この映画は重い。現にR-15指定。
しかも、フィクションならまだ楽しめるのたが、ほぼ、ノンフィクション、実話だから、なお重い。
戦闘シーンはジリジリとした緊張感があるし、その分、アメリカでのシーンとのギャップが激しい。激しい違和感だ。
携帯電話でアメリカンにいる妻と会話しながら銃のスコープを覗いてる。激しい違和感だ。
話を主人公は善き夫であり父だが、殺される人も誰かの子供であり、父であり母だ。ん~、難しい。
さりとて、自らを犠牲にして闘う兵士には敬意を感じる自分がいます。厳しい厳しい世界に身を置く兵士に敬意を感じます。
結局、ツケは現場に回ってくるのだ。
結局、本当に悪いのは誰なのか?戦争とは何なのか?
考えさせる、クリント・イースドウッド監督らしい映画です。
☆☆☆☆