映画『山本五十六』

イメージ 1

連休2日目。
映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』を見てきました。


全体としては重厚な作りというか、劇的な派手な、お涙頂戴的なシーンはそんなにありません。

ただ、とにかく指揮官としての山本五十六の『無念』と『覚悟』。そして、人間としての山本五十六が描かれていて、佳作でした。

ただ、まあ、なかなか一枚岩になるって難しいですなぁ。その辺りの海軍内での対立も描かれていて興味深いです。

“今”と繋がるところがあるんですねぇ、やっぱり。

この場に及んでの足の引っ張りあい。なかなか一枚岩にならないもどかしさ。

なんだかんだ言って、菅さんもよくやった方なのでは?と思っちゃいました(笑)。


しかし、食べるシーンが多かったです。印象的でした。まだ食料事情がよかった時代。この後の事を思うと、切なくなるとともに、食べ物の大切さを感じました。

『国は勝っても人は死ぬ』

ちょっとした台詞でしたが印象的でした。

☆☆☆☆


Yahoo!映画 より

聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-

真珠湾攻撃によって自ら開戦の火ぶたを切って落とす一方、誰よりも戦争に反対し続けた連合艦隊司令長官山本五十六の実像を描くヒューマン大作。監督は、『孤高のメス』『八日目の蝉』の成島出山本五十六を日本映画界を代表する名優・役所広司が演じ、海軍大臣・米内光政役の柄本明、軍務局長・井上成美役の柳葉敏郎、新聞記者役の玉木宏ら豪華俳優陣が脇を固める。刻一刻と変わる情勢の中、未来のために突き進んだ日本人の姿を、壮大なスケールで描く注目の一作だ。

昭和14年夏。日独伊三国軍事同盟をめぐり、締結を強く主張する陸軍だけではなく、国民の大半も同盟に希望を見いだしていた。そんな中、海軍次官山本五十六(役所広司)、海軍大臣の米内光政(柄本明)、軍務局長の井上成美(柳葉敏郎)は、陸軍の圧力や世論にも信念を曲げることなく同盟に反対の立場をとり続ける。しかし、第2次世界大戦が勃発(ぼっぱつ)し……。