映画『ツレがうつになりまして。』を見てきました。
まずは、やはり堺雅人&宮崎あおいは好きだな、って再確認しました。
上手い、と言うより何をやっても自然なのです。
役作りを感じさせない役者さんなのです。
思ったことは、人は優しいからこそ、うつ病になるんだということ。色々と想うからこそなる人間くさい病気だということ。
そして、それを癒すのも人間だからということ。
『良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も~』
なんて言う結婚式の誓いの言葉がありますが、昔っからの言葉って、やっぱり解っているんですね。納得。
記者会見で堺さんが、
『どこにでもいる夫婦の話だと思う』
と、おっしゃったそうですが、見終わって正にその通りだと思いましたが、だからこそ大切な話だとおもいました。
優しく、そして強い映画でした。
亡くなった兄貴を想うのであります。